国内外のお客様に対応し、
広い視野で知識を
積み重ねる
営業事務(海外)
社会・国際学群国際総合学類出身 2017年入社
国内外のお客様に対応し、
広い視野で知識を
積み重ねる
営業事務(海外)
社会・国際学群国際総合学類出身 2017年入社
文化人類学と言語人類学を専攻し、海外での異文化体験や、留学生との交流に関心がある学生でした。アルバイトでお金を貯め、長期休みに海外旅行をしたり、学内の研修プログラムに応募して海外との共同研究や語学研修に参加したり、継続的に海外と繋がろうとしていました。特に、スロベニア人学生との共同研究は良い思い出です。お互いの国で1カ月間ずつ一緒に生活し、両国の社会の違い、自分の将来、家族についてさまざまな対話を重ね、深い友人関係を築くことができました。
私は仕事を通じて海外と関わりたいと考えていましたが、特定の希望業界はありませんでした。就職活動を始めた当初は、様々な業界を幅広く見るよう心掛け、合同企業説明会やWebサイト等を利用して、業界ごとの傾向や特徴をつかむことに専念していました。就職活動を進めるうちに製造業に関心を持ち、そこから個別の会社説明会に参加するなどして選択肢を絞っていきました。自己分析は時間をかけて取り組みました。仕事を選ぶ上で特に大切にしたい要素は何か、どのような働き方が理想かなど、一時期は自分が分からず、ひたすら小説を読みあさって現実逃避していたこともありました(笑)。自己分析を迷いながらも考え続けたことで、納得感をもって就職先を決められたと思っています。
日東工器のことは就活サイトを通じて知りました。ニッチながらも幅広い業界に携わる製品を生み出していること、海外事業において多様な国と取引があること、安定した財務体質であることが企業としての魅力でした。また、先輩社員との面談時に「個人が担当する仕事の範囲が比較的広い」と聞き、それが自分の価値観と一致していたこと、採用面接時に社員の方々がじっくり自分に向き合ってくださっていると感じられたことが、入社の決め手となりました。
希望していた海外業務課に配属され、国内外のお客様からのご注文・お問合せ窓口業務を担当しました。日々お客様からいただくご注文やお引合いに回答し、出荷手配にあたっての日程調整・出荷書類送付等も行います。初めて仕事で海外のお客様と連絡を取り合ったときの嬉しさは今でもよく覚えています。一方で、入社1~2年目の頃は、お客様の急な方針変更や慣れない交渉に戸惑い、スマートに対処できないこともありました。しかし、その都度先輩方に的確なアドバイスをいただき、1つ1つの課題を乗り越えることができました。
現在は、入社1年目から担当しているお問合せ窓口業務に加え、東南アジアと米州の売上管理業務、米国・タイ・インドに駐在している営業担当者のサポートも行っています。営業サポート業務においては、営業担当者から依頼や相談を受け、それに対して必要な顧客対応や社内調整をします。例えば、営業担当者の指示に沿ってお客様に見積書や資料等を提示したり、他部署の協力が必要な案件であれば、関連部署に相談・交渉したりします。案件の内容は多岐にわたり、適切なフォローの仕方はその時々の状況によっても変わってくるため、どのような方法で解決するのが効率的か考えさせられます。自分が働きかけて他部署から協力してもらい、お客様や営業担当者に喜んでいただけたときはやりがいを感じます。
穏やかで親切な方が多いと感じています。部署の壁を超えて、親身に相談にのってくださる方が多い印象です。同僚とは、仕事終わりにご飯を食べたり、休日に遊んだりしています。仕事で悩むことがあっても、話を聞いてくれる先輩や同期がいて、心強いです。
海外の新規重要顧客から大口受注があったものの、先方の希望納期が非常にタイトで、通常なら間に合わないほどの短納期でした。また、先方が早急に必要とする商品点数が多い中、注文書の内容に不明瞭な部分が多数ありました。時間的余裕があまりない中、不明瞭な部分を全て洗い出し、お互いの理解に齟齬が生じないように先方の確認用資料を作成し、お客様に迅速な商品確定を促しました。商品確定後には、今後の需要の継続性・拡張性を視野に入れた上で、少しでもお客様の希望納期に間に合わせるべく、生産管理部門に協力を要請し、何とか全数を希望納期通りに完成できました。海外駐在員、開発部門、生産管理部門、工場など、様々な方の協力が無ければ成し遂げられなかった案件で、部署間の連携が迅速に進んだことに感動しました。お客様のために、ハードルの高い案件にも粘り強く取り組んでくださる関係者の方々に感謝しています。
さまざまな対処法を把握していて、予期せぬトラブルが起こった際にも、臨機応変に最適な方法で対応できる人に憧れます。今後も、与えられたことを単にこなすだけでなく、より効率的な方法が無いかを探したり、なぜ思った通りにいかないのかを調べたりしながら、広い視野をもって知識を積み重ねていきたいです。
もし自分の進みたい道が明確でない場合は、将来どのような人間になりたいか、どのような生活を送りたいか、どのような環境で力を発揮しやすいかなど、焦らずいろいろな視点から自分を分析してみてください。家族や友人に自分の性格や得意・不得意を質問してみるのもお勧めです。私も、就職活動を進めていく中で少しずつ自分の特性や価値観に気づいていき、希望の進路を考える上で役に立ったと感じています。皆さんがより納得して進路を決断できるよう、応援しています!
※ 所属部署は撮影当時のものです