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試行錯誤の末に、
自分の構想を形にする喜び

生産技術

工学部電気電子科出身 2013年入社

学生時代

学生生活

作家の宮部みゆきさんが好きで、学生時代は創作研究部に所属して小説を書いていました。月に1度は短編小説を書いてメンバー同士で作品を回し読みしていました。各人の表現の仕方、物語の構成の仕方、どうすれば読み手を楽しませるかなど議論することも多く、大変充実した大学生活でした。ゼミではモーター等の制御工学を研究していました。

就職活動

工学部だったことから、おもに技術職を募集している会社を中心に探しました。就職活動の際はインターネットや大学のサポートセンターで探したり、合同説明会に参加したりして、色々な企業の説明を聞いて回りました。

入社動機

白河日東工器を知ったのは、大学で開催された企業の合同説明会です。自分が希望する条件に一致したことが入社の大きな決め手になりました。まず、大学で勉強していた電気系技術職の募集をしていたこと、そして地元で就職を希望していたので県内に会社があること、会社の設備に興味があったことです。

仕事について

新人時代

研修時は、組立、配膳、製造の各部門で1ヵ月ごとに業務をしました。研修期間が終わり、希望していた技術部門に正配属となりました。それから各部署へ図面の配布、組立用に必要な治具の図面作成や、組立などを行いました。

仕事内容

生産設備の設計・製作、新製品に対しての治具設計・組立等をしています。生産設備の設計・製作では、設備の構想を図面に描きます。組図、部品図と展開し、最後に組立製作を実行します。実際に装置を組み立ててみると、構想通りにいかず、やり直しが必要になって苦労することもあります。しかし、構想したものが実際に形になり、上手くいったときには大きな達成感があります。

職場環境

職場の雰囲気は、気軽に相談や質問をしやすい環境だと感じます。質問に対してきちんと対応してもらえるため、深く悩むことなく仕事ができます。また、仕事が忙しいときや困っているときなどは、周りが自主的に手伝ってくれるなど、助け合いの精神がある職場だと思います。

ある一日のスケジュール

(就業時間 8:30~17:25)

08:15
出社
08:30
開発部門から届いた
特注品図面の確認
10:05
組立治具のCAD図面設計と製作
12:00
昼食
12:45
ドアクローザ試作品の動作測定
15:30
新規生産装置の組立、配線、
プログラム(PLC)作成
17:25
退社

エピソード

新たに圧入機に取り付けて使用する治具を作成することがありました。前に似た治具があったため、その図面を模倣して、製図・製作をしました。しかし、いざ圧入機に取り付けようとしても、全くできませんでした。
模倣した治具は、圧入機に取りけられるように手直しが施されていたのです。必ず設備と実際の治具を確認してから製作しないといけないと反省する機会になりました。1mmでも狂いが生じると取り付けられないので、この失敗をしてからは、より丁寧な確認作業を心掛けています。

今後の目標

設備装置の設計・組立・システム構築は、まだまだ未熟なところがあるため、設計における重要な知識と方法をしっかりと習得したいです。また装置の構想と組立、システム構築をなるべく早くできるようにして、短い期間で設置稼働できるように、課題に取り組んでいきたいです。

メッセージ

就職活動では必ず自分がどういった人物であるかを聞かれます。自己分析をしっかりして、確認、整理しておくと良いと思います。とくに自分の強みに対しては、強みが実際に発揮された場面、経験を伝えられるとより説得力が増します。私はメモなどに強みと経験の内容を書き写し、いつも見返せるようにしていました。

※ 所属部署は撮影当時のものです

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