日東工器株式会社採用サイト

学生時代

学生生活

以前からモノづくりに興味があり、機械系の学科に進みました。加工実習の機会は多くありませんでしたが、工業についての見識を広められたと思います。部活動は軽音楽部でギターを演奏していました。新しいギター機材を買うために、近所のスーパーでレジ打ちなどのアルバイトに奔走していたのも良い思い出です。

就職活動

モノづくりに携わる仕事をしたいと思い、機械業界など製造業を重点的に探して就職活動をしました。また、製品の業界内シェアが高いことも重視し、安定した企業を選んで説明会や選考を受けていました。

入社動機

大学の企業説明会で初めて日東工器を知り、当初は本社の開発職で選考を受けました。主力製品の迅速流体継手「カプラ」の業界内シェアが高いことや、複数の事業展開をしていることから、安定した企業という印象を受けました。
一次面接で「実際に部品を製造する現場で働きたい気持ちが強いです」と話したところ、日東工器グループ最大の工場である、栃木日東工器を紹介してもらいました。
栃木日東工器の工場見学に行ってみると、最新の設備の数々に驚くとともに、従業員の皆さんが気持ちよくあいさつをしてくれて、職場の雰囲気が自分に合いそうだと感じました。
もともと地元が栃木県内だったこともあり、ここで働いてみたいという気持ちが固まりました。

仕事について

新人時代

入社当初は、カプラ製造部の特注係への配属でした。NC旋盤を操作して、お客さまのオーダーに合わせて毎日違う試作部品を加工しました。加工機の操作やプログラム作成は全くの初心者でしたが、先輩に教えてもらって徐々に仕事を覚えていきました。初めて自分の作った加工プログラムで部品が完成した時はとても感動したのを今でも覚えています。

仕事内容

入社3年目から生産管理課に異動となりました。生産管理には、部品の調達など外部業者とのやりとりをする「購買係」と、社内の生産能力を把握しながらスケジュールを作成・調整する「計画係」があります。異動してから6年間は、購買係でさまざまな業者と部品調達、価格交渉、納期調整のやりとりをしました。
1年前から計画係となり、ポンプや医療機器の生産計画の調整を担当しています。納期までに完成できるか計算しながら、不足部品の確認をして組立日程を作成し、組立課へ指示をする仕事です。不足部品は購買係へ購入を依頼します。無駄な部品を購入せず、急な生産にも対応できるよう購買係とタッグを組み、スムーズな生産を目指しています。協力工場の営業の方と交渉をしたり、組立課と生産日程調整をしたりと、人と接する機会が多い仕事です。

職場環境

ベテラン、中堅、若手社員がバランス良くそろったアットホームな雰囲気です。気さくな人が多く、休み時間は笑い話も良く聞こえてきます。食堂もあるので、他部署の方も集まり和気あいあいとご飯を食べています。自分はお弁当を持参していますが、食堂では毎日違うメニューの定食や麺類、カレーなどがあり、多くの人が利用しています。

ある一日のスケジュール

(就業時間　8:30～17:15)

08：15: 出社
08：30: メールチェック、予定確認
受注伝票・書類の確認と各課への配布
10：30: 組立に使用する部品の進捗確認
組立の作業状況の確認
12：00: 昼食
13：00: 日東工器本社とのTV会議
14：00: 追加生産について組立課と打合せ
15：00: 生産日程の作成
部品の発注入力、部品の納期状況確認
17：15: 退社

エピソード

購買係をしていたある朝出社すると、今までお世話になっていた購入先が倒産したとのFAXを受信していました。その購入先は生産に欠かせない部品の調達先だったので、知らせを受けたときは言葉を無くしました。
部品調達の担当者だった自分は、新たな購入先を探す仕事を任されました。責任が大きく重圧もありましたが、このときのことは強く印象に残っています。
お世話になった会社から金型を引き取り、製造途中だった部品を弁護士と交渉しながら購入をし、まるでテレビで見たような大変な日々を過ごしました。手を尽しながら、高品質を保てる新たな購入先と、取引契約を締結できました。さまざまな人とやり取りをする中で、人とのつながりを強く感じられた出来事でした。

今後の目標

仕事は時間との勝負ですので、お客さまのためにも生産現場のためにも、受注から商品発送にいたるまでロスの無い、スムーズな生産計画をしたいです。今よりも部品の調達時間や計画確定までの時間を改善するのが目標です。
入社してから加工係、購買係、計画係とさまざまな役割を経験し、工場全体のモノや人の流れがわかり、視野が広がったと感じています。これからも自分の成長を実感しながら働き続けたいです。

メッセージ

就職活動はとても大変ですが、自分を見つめ直す良い機会だと思います。当然ですが、就職をすればライフスタイルが変わります。やりたい事ももちろん大切ですが、どんなライフスタイルを送りたいのかも考えてみるのも良いかもしれません。目指す自分の人生に向かっていろいろな企業に触れて、自分に合った会社に入社できるよう頑張ってください。

※ 所属部署は撮影当時のものです

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