多くの人に頼られる
価値ある品質への責任
品質保証
理工学部機械工学科出身 2004年入社
多くの人に頼られる
価値ある品質への責任
品質保証
理工学部機械工学科出身 2004年入社
大学の研究室では、流体力学による船に関する研究をしていました。研究室のメンバーと深夜まで実験をしたり、卒業論文を仕上げる時は徹夜したりすることもあり、研究に情熱を注いでいました。また、小学校から高校までサッカー部で活動し、大学でも友人とサークルでサッカーをしていました。
「自分の想いやアイデアを形にできること」「大学で専攻した機械工学に関連していること」の2点を考慮しました。そのため、機械に関係する業種で、地元(栃木県)・県外を問わず幅広く就職先を検討しました。
大学3年の夏休みに、栃木日東工器で3週間のインターンシップを経験し、技術課で製図やプログラミング、生産設備の作製などの業務体験をしました。入社の決め手はインターン中に感じた会社の雰囲気や、対応してくれた社員の方々の人柄から、ここで一緒に働いてみたいと感じたことでした。インターン中に親しくなった社員の方から新卒採用の募集があることを教えてもらい、入社試験を受けました。
大学で学んだことを活かすため、入社時は技術課の配属を希望しました。希望がかなって技術課に配属となりましたが、最初の1年間は工場全体の業務を理解するため、製造課と組立課で現場研修をしました。業務を理解できただけでなく、各職場の先輩・上司とのコミュニケーションも図れて、有意義な経験ができました。
入社7年目からの2年半の間は、日東工器本社の開発部門で勤務をしました。製品開発に対する意識の高さや、ひたむきな姿勢を間近で感じられ、今までメールや電話でのやりとりだった本社の方々としっかり人間関係が築けたのも、貴重な経験でした。
その後は再び技術課に戻りましたが、入社11年目からは品質保証課に異動となりました。現在の主な業務は、部品や製品の検査、成分分析や、製品の品質調査です。特に検査業務は、製品の設計者、加工や組立など現場作業者が懸命に検討、作業したモノの確認を任される仕事です。お客さまに安心して製品を使っていただくための最終確認でもあり、非常に大きな責任を感じますが、やりがいもある仕事です。
現在の職場は、製品の品質に関係する部署のため、開発部門、生産現場、協力工場などのさまざまな人とのやり取りがあります。頼りにされることもあり、やりがいのある職場です。また、ISO、JISなどの規格、専門的な検査知識について精通している上司や先輩もいるため、日々の業務が大いに勉強になります。
(就業時間 8:30~17:15)
品質保証課の業務に慣れた頃、燃料電池自動車用の「カプラ」の検査業務を引継ぎました。検査内容や使用する検査設備は難易度の高い内容が多く、当初はとても苦労したことを覚えています。しかし、その経験によって、検査技術や知識が向上し、今では他の測定作業にもその時の経験、技術が活用できているため、良い経験ができたと思っています。
技術課の業務で経験した生産現場の自動化を図る活動を、品質保証課の検査業務にも活用していきたいと考えています。技術力を持った職人レベルの検査員と、自動検査ができるロボット、検査設備が共存するような新しい検査体制の構築に挑戦したいです。
世の中にはいろいろな会社があります。日東工器グループのように、一般の人には馴染みがなくても社会に貢献している会社はたくさんあるので広い視野でさまざまな会社を検討してみると良いのではないでしょうか。これから就職活動をする皆さんは、大変なこともあると思いますが自分で納得ができる就職活動ができるように、ぜひ頑張ってください。
※ 所属部署は撮影当時のものです