スコープ1排出量は、当社が直接所有または管理している排出源から発生する温室効果ガスです。
スコープ1排出量は、各燃料の使用量に、以下の公的な排出係数(排出原単位)を乗じて算出しています。これらの排出係数は、環境省・経済産業省が公表する「サプライチェーンを通じた温室効果ガス排出量算定に関する基本ガイドライン」を参照しており、日本国内の統一基準に基づき正確に算定しています。
本データの算定範囲は、日本国内の全事業所に加え、NITTO KOHKI INDUSTRY (THAILAND)を含んでいます。その他の海外拠点については、現時点では算定対象外としています。
スコープ2排出量は、他社から購入した電気、熱、蒸気の使用に伴う間接的な排出量です。
スコープ2排出量は、購入した電力使用量に排出係数(排出原単位)を乗じて算出しています。日本については環境省・経済産業省が公表する「電気事業者別排出係数」を、海外(タイ)についてはUNFCCC(国連気候変動枠組条約)が公表する「The IFI Dataset of Default Grid Factors」を参照しており、現地の電力事情を踏まえた実態に近い排出量を算定しています。
一部の事業所では、再生可能エネルギー由来の電力を使用しています。これらの電力については、個々の契約に基づいた排出係数を使用しております。
本データの算定範囲は、日本国内の全事業所に加え、NITTO KOHKI INDUSTRY (THAILAND)を含んでいます。その他の海外拠点については、現時点では算定対象外としています。
スコープ3は、企業の事業活動に関連するサプライチェーン全体で発生する間接的な排出量です。排出量の算定にあたっては、様々な排出係数データベースや業界平均データを用いています。
本データの算定範囲は、日東工器グループの全事業所を含んでいます。
この排出量は、製品の原材料・部品の製造、および外部サービスの提供段階で発生するものです。算定には、環境省「サプライチェーン排出量算定に関する基本ガイドライン」で推奨されている「排出原単位データベース」(※)を参照しています。データの取得状況により、金額法と物量法を併用しており、個別のデータ収集が困難な場合は業界平均値を用いています。今後、サプライヤーからのデータ取得を強化し、より精度の高い算定を目指してまいります。
※環境省・経済産業省が発行する「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース」に基づいて、企業がサプライチェーン排出量を算定するために使用できる様々な活動量に対する排出係数(排出原単位)をまとめたデータベースです。
製造設備、機械:取得した製造設備や機械の購入費用(円)に、排出係数(t-CO2/円)を乗じて算出しています。この排出量は、自社の生産設備や機械の製造段階で発生するものです。算定には、「排出原単位データベース」の資本財カテゴリの排出係数を使用しています。取得費用を基にした推計値であり、設備の材質や製造方法は考慮していません。
スコープ1・2で用いた燃料や電力の使用量に、排出係数を乗じて算出しています。この排出量は、スコープ1・2で計上した燃料や電力の製造および輸送過程で発生するものです。算定には、「排出原単位データベース」の燃料・エネルギー関連カテゴリの排出係数を使用しています。
当社の算出方法は、データの入手状況に応じて以下の方法を併用しています。
トンキロ法:排出量 = ∑(輸送重量(t) × 輸送距離(km) × 輸送手段別排出係数(t-CO2/t・km))
主要な部品や原材料について、輸送重量と輸送距離を基に排出量を算出します。国内輸送は、当社の主要取引先からの輸送データに基づき、トラック、鉄道、船舶などの輸送手段別に計算しています。海外輸送は、海外からの部品・材料の輸送距離はSuMPO(一般社団法人サステナブル経営推進機構)が提供する「国間での移動を想定した距離データベース」を参照しています。
金額法: 排出量 = ∑(輸送費用(円) × 排出係数(t-CO2/円))
輸送データの詳細な把握が難しい場合、輸送にかかった費用を基に排出量を算出します。この排出係数には、環境省「排出原単位データベース」を使用しています。
シナリオ法: 排出量 = 購入重量(t) × 1,000km × トラックの排出係数(t-CO2/t・km)
仕入れ部品や材料については、入手データが限定的な場合、仕入れ部品・材料の購入重量に、SuMPOのガイドラインにある「国内輸送を想定する場合、簡便法として設定されている1,000kmをトラックで移動」というシナリオを適用して計算しています。
事業所から出る廃棄物の重量(t)に、廃棄方法(埋立、焼却、リサイクルなど)ごとの排出係数を乗じて算出しています。この排出量は、生産活動や事業所から発生する廃棄物の処理に伴うものです。算定には、廃棄物処理業者からの報告データや、「排出原単位データベース」の廃棄物カテゴリの排出係数を用いています。
当社の出張に伴う排出量は、常時使用する従業員数を基に算出しています。排出係数は、「排出原単位データベース」を使用しています。
当社の通勤に伴う排出量は、常時使用する従業員数、通勤拠点の種類、都市規模を基に算出しています。排出係数は、「排出原単位データベース」を使用しています。
製品の使用: 排出量 = ∑(販売台数(台) × 年間消費電力(kWh/年) × 製品寿命(年) × 排出係数 (t-CO2/kWh))
この排出量は、お客さまが当社製品を使用になる際に発生するものです。算定には、標準的な使用環境と製品寿命を仮定しており、「排出原単位データベース」の電力の排出係数を使用しています。
当社の製品は多岐にわたるため、製品の特性に応じたモデルケースを設定し、以下の方法で排出量を推計しています。なお、この排出量は、全国平均の電力排出係数を用いて推計したものです。実際の使用状況(稼働時間、ご契約されている電力プランなど)によって排出量は変動します。
回数でカウントできない製品(例:「ベルトン」、「マイトン」)
以下を基に算出した「生涯稼働時間」に消費電力を乗じています。
【電動ドライバ「デルボ」】
算定の透明性を確保するため、以下の製品は本カテゴリの排出量から除外しています。
販売した製品の重量(t)に、製品の廃棄方法(埋立、焼却、リサイクルなど)ごとの排出係数(t-CO2/t)を乗じて算出しています。この排出量は、製品が寿命を終えた後の廃棄・リサイクルに伴うものです。製品の素材構成と一般的な廃棄方法を想定して算出しており、実際の廃棄・リサイクル方法によって排出量は変動します。この算定には、環境省「排出原単位データベース」の廃棄物カテゴリの排出係数を使用しています。
以下のスコープ3カテゴリについては、当社の事業活動において該当する排出が発生していない、または関連性が限定的であるため、CO2排出量の算定において対象外としています。
カテゴリ8:リース資産(上流)
カテゴリ9:輸送・配送(下流)
カテゴリ10:販売した製品の加工
カテゴリ13:リース資産(下流)
カテゴリ14:フランチャイズ
カテゴリ15:投資