閉じる
新基準法 : 建築基準法施行令第112条第14項第2号(特定防火設備)に対応。建築基準法の改正(平成12年6月)により、
基準法第38条が廃止され、上記施行令の防火戸基準に変更され、遮煙性能を要求される事になりました。
●片開きと両開きの2タイプを用意し、システムの組み合わせによって様々な遮煙防火区画へ対応します。
●折り戸の特性である収納スペースと作動スペースがコンパクトにできます。
●閉鎖時に避難確保を可能にするため、折り戸を一体にする「フラット金具(MFC-1B)」で安全性を高めています。
●構成製品は、吊元用オートヒンジ中心吊型、折り戸用オートヒンジの丁番型・持出吊型、折り戸用ロック装置のドアキャッチ、自動閉鎖装置の電磁レリーズ、及び付属金具から成り立っています。
(平成17年12月1日 施行) (告示 2563号 および 告示 2564号が改正)
建築基準法施行令 112条の改正
防火区画に用いる防火設備(戸)が満たさなければならない要件として「閉鎖又は作動をするに際して、当該特定防火設備又は防火設備の周囲の人の安全を確保することができるものであること」
主な改正の概要
①閉鎖作動時の運動エネルギ−((1/2)MV2)が10J(ジュ−ル)以下であること。
M: 防火設備の質量(kg) V: 防火設備の閉鎖作動時の速度(m/s)
②当該防火設備の質量が15kg以下であること。また、質量が15kgを超えるものにあっては、水平方向に閉鎖するもので閉じ力が150N以下であること。
もしくは周囲の人と接触した場合に5cm以内で停止すること。
遮煙防火2枚折り戸の概要
※遮煙防火折りたたみ戸「CAS-0258」使用金物
折り戸用オートヒンジ仕様
機種名 | 適用ドア質量 (kg) |
適用ドアサイズ(mm) |
備考 |
||
DW | DH | DT | |||
143T型 | 60 | 900 | 2.100 | 40 | 丁番型仕様 |
244T型 | 120 | 1,200 | |||
N2B-AFD-8KH型 | 50 | 800 | 2,000 | ー | 中心吊型仕様 |
N2B-AFD-12H型 | 100 | 1,200 | 2,100 | ||
N2B-AFD-14H型 | 130 | 1,400 | |||
N2B-AFD-16H型 | 160 | 1,600 | 2,400 | ||
N2B-AFD-22型 | 240 | 2,200 |
① 折り戸用オートヒンジは、B扉(戸先扉)専用のオートヒンジです。扉サイズ・質量が大きい場合には、折り戸用オートヒンジをご用意しています。
② 丁番型は、スプリングヒンジとダンパーヒンジ1対で1セットとなります。折り戸用オートヒンジは、上部金具セットと下部金具セット(中心吊型本体含む)と付属品にて1セットとなります。
③ N2B-AFD-8KH型からN2B-AFD-16H型までスプリング窓は両側にあります。(逆窓部は、シールにて塞いであります)
④ 機種選定の際は、下記適用ドア早見表をご参照ください。
⑤ ドアサイズが特殊な場合は、お問合わせください。
⑥ B扉(戸先扉)の扉サイズ、質量が上表より大きい場合は、デジタル総合カタログの2枚折り戸用オートヒンジ 2B-AFD-30・35A型をご参照ください。
機種名 |
N-51C型 |
N-51CP型 |
機種名 | 型式 |
N-78B型 | ラッチ式(戸袋壁面) |
N-64D型 | 上枠内蔵式 |
N-70A型 | 露出枠付式 |
機種名 | MFC-1B型 | 避難扉口寸法 750mm以上 確保用 |
※「遮煙防火2枚折り戸システム」には、ケースハンドル(ラッチ付)・自動落とし錠(フランス落とし)・順位調整器が必要となります。