2007年11月01日
日東工器(社長 鈴川準二)は、迅速流体継手「コンパクトカプラ」を11月から発売します。
近年、技術革新により各分野で機器の小型化が進み、小径のカプラの需要が増えてきています。弊社の主力製品「SPカプラ TypeA」では最小外径24mmまでをシリーズ化しておりますが、さらに1サイズ小さい外径のバルブ付きカプラを標準化、発売を開始します。ソケット・プラグ双方に自動開閉バルブを内蔵しているため、切り離しても流体が漏れることがありません。また、操作しやすいスリーブ形状により、狭所での作業でも扱いやすくなっています。
本体材質は真ちゅうとステンレス(SUS304)の2種類で、空気・水などの流体に適用できます。シール材は標準品のふっ素ゴム、準標準品としてエチレンプロピレンゴムを用意しています。取り付け形状は3タイプ4種類あり、温調配管・理化学機器など各種配管での利用に対応できます。なお、すべて環境に配慮したRoHS対応品です。
標準価格は、ソケット・プラグの1式で2,890円(真ちゅう製)から、6,260円(ステンレス製)まで。今期6,000セットの販売を見込んでいます。
当製品の主な特徴は、次のとおりです。
本体材質 | 真ちゅう・ステンレス(SUS304) |
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取り付けサイズ | Rc1/8ねじ用・R1/8ねじ用・φ4×6mmチューブ用・φ6×8mmチューブ用 |
適用チューブ材質 | ポリアミド・ポリオレフィン・ふっ素樹脂 |
最高使用圧力※1 | 1.0 MPa |
耐圧力※2 | 1.5 MPa |
シール材質 | ふっ素ゴム(標準品)・エチレンプロピレンゴム(準標準品) |
※1 連続して使用可能な許容最高圧力。
※2 性能に支障をきたさない圧力の限界。連続使用はできません。
以上