工場や家庭の空気・ガスや液体の配管をつなぐ、迅速流体継手「カプラ」や、医療機器や浄化槽にクリーンな空気を送るポンプとその応用製品である医療機器を生産する、日東工器グループの主力工場です。
また「カプラ」は特注品を含む多種多様な品種の生産にも対応しています。
部品の加工から製品の組み立て、完成品検査に至るまで高度な合理化一貫生産システムを構築しています。また、自社開発の自動組立ロボットや、自動検査システムなどを活用した数多くの設備を有する、グループ随一の省力・省人化能力を有しています。
弊社は1977年(昭和52年)に日東工器株式会社の製造工場として操業を開始しました。2000年(平成12年)には分社化し、現在の栃木日東工器株式会社として事業を開始しました。
迅速流体継手「カプラ」、リニア駆動を主としたポンプおよび応用商品「メドマー」などです。さらに近年、脚光を浴びている燃料電池車の燃料となる高圧水素を供給・充填する「HHVカプラ」を日本で初めて生産開始しました。
素材の加工から検査・出荷に至る独自の生産ラインを構築して、顧客のニーズに応える品質と信頼のモノづくりのため、2013年(平成25年)にはグループ最大規模の第7工場棟を竣工するとともに、商品倉庫を増設いたしました。
これからも、法令を順守し、チャレンジ精神をもって、人に優しい、環境に優しい「モノづくり」を目指し、全社一丸となって歩み続けてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
代表取締役社長
千葉 隆志
会社名 | 栃木日東工器株式会社 |
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代表取締役社長 | 千葉 隆志 |
設立 | 2000年(平成12年)5月1日 |
資本金 | 100百万円 |
従業員数 | 90名[143名※](2024年3月末) ※含む臨時雇用者 |
事業内容 | 迅速流体継手「カプラ」、ポンプ、医療機器の製造 |
主要株主 | 日東工器株式会社 |
売上高 | 54億15百万円(2024年3月期) |
所在地 (本社・工場) |
〒329-1311 栃木県さくら市氏家3473-2 |
会社案内冊子 | |
統合報告書 |
1977年 06月 | 日東工器 氏家工場操業開始(事務所、第1、第2工場、完成) |
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1978年 10月 | 第3工場完成 |
1979年 05月 | 医療用具製造許可取得 |
1980年 10月 | 第4工場完成 |
1981年 01月 | UL規格許可工場認定取得 |
1984年 02月 | JIS表示許可工場認定(ガスタッチ) |
1985年 10月 | 高圧ガス保安協会認定(バルクカプラ) |
1990年 05月 | 第5工場完成 |
1990年 11月 | TPM活動キックオフ |
1994年 10月 | TPM優秀賞受賞 |
1995年 11月 | ISO9002認証取得 |
1997年 04月 | NITTO KOHKI INDUSTRY (THAILAND) へ浄化槽用ブロワ生産移管 |
1997年 06月 | 第6工場完成 |
2000年 10月 | 分社化により栃木日東工器株式会社として事業を開始 |
2001年 11月 | ISO14001認証取得 |
2003年 01月 | NITTO KOHKI INDUSTRY (THAILAND) へカプラ生産を一部移管 |
2003年 11月 | ISO9001格上げ認証取得 |
2004年 06月 | PI活動キックオフ |
2008年 03月 | 新JISマーク表示認証取得 |
2009年 07月 | 日東工器物流株式会社を吸収合併 |
2010年 05月 | 日東工器株式会社より修理業務を移管 |
2013年 10月 | 商品倉庫及び部品倉庫完成 |
2013年 12月 | 第7工場完成 |
2014年 04月 | 日東工器株式会社へ修理業務を返還 |
2014年 09月 | ISO13485認証取得 |
2015年 05月 | 機械工具製品の生産を開始 |
2017年 02月 | ガスタッチ生産終了に伴いJIS認証返却 |
2017年 12月 | 事務所棟完成 |
2020年 10月 | メドテックへ「機械工具」生産を移管 |
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1994年10月、社団法人日本プラントメンテナンス協会からTPM(トータルプロダクティブメンテナンス)活動の成果が評価されました。
1995年11月、JQA(財団法人日本品質保証機構)からカプラ(迅速流体継手) 製品および 1kW以下の空気圧縮機、真空ポンプ並びにその応用製品の製造で品質マネジメントシステムに関する国際規格「ISO9001」を取得しました。
2001年11月、JQAから環境マネジメントシステムに関する国際規格「ISO14001」の認証を取得しました。
2014年9月、医療機器における品質マネジメントシステムに関する国際規格「ISO13485」の認証を取得しました。
日東工器グループの経営方針は、「社会への貢献、従業員の幸福、会社の発展」です。これはまず、「省力・省人化」をテーマに時代のニーズに応える独創的な製品を開発、製造、販売し、広く社会に貢献することを目指します。次に、経営活動を通じて、従業員とその家族が幸福になることを目指します。そして最後に、社会への貢献と従業員の幸福を実現することで、企業の発展を目指します。この実践をすることは、すなわち社会のサステナビリティの実現と、当社の持続的な成長との両立を目指すことと同義であると考えています。