当社は、鋼材加工用の機械工具「アトラ」、住宅から大型施設まで対応する「オートヒンジ」、電子機器や自動車部品の組み立てに活躍する電動ドライバ「デルボ」など、多岐にわたる製品を生産しています。「技術で、人を想う。」をスローガンに掲げ、空圧・電動・油圧を駆動源とした製品の開発を通じて、操作性や安全性、デザイン、環境への配慮を追求しています。
マシニングセンタやNC旋盤などの設備を駆使し、部品加工から製品組み立て、検査、梱包、出荷まで一貫体制を整えています。また、多品種少量生産にも迅速に対応できる柔軟な生産体制を構築し、5S活動や生産革新活動「C-TPM活動」を通じて「品質」「納期」「コスト効率」の向上に取り組んでいます。お客様の利便性や安全性、環境への配慮を追求し、さらなる改善と進化を目指しています。
当社は創立以来、豊富な技術力を活かし、社会に貢献する製品の数々を生産し続けてまいりました。
そして2024年3月1日、メドテックと白河日東工器が統合し、新たなスタートを切りました。これにより、両工場が培ってきた技術力や生産ノウハウを結集し、さらなる成長を目指してまいります。
私たちの目指す会社の姿は、使う人の視点に立って作業をスムーズにする「人を想う」技術で、産業界の発展や豊かな人生に貢献することです。社会の新たなニーズを捉え、技術や品質、サービスのレベルを、世界市場からこれまで以上に認めていただくように高めていくのが、私たちの使命と考えています。
これからも日東工器グループの主力工場として、人と環境にやさしいモノづくりを目指し、全社一丸となって生産業務に励んでまいります。
代表取締役社長
千葉 隆志
会社名 | 東北日東工器株式会社 |
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代表取締役社長 | 千葉 隆志 |
設立 | 1979年(昭和54年)12月24日 |
資本金 | 9 千万円 |
従業員数 | 203名(2025年3月末) |
事業内容 | 建築機器(ドアクローザ)、電動ドライバ「デルボ」、機械工具 |
主要株主 | 日東工器株式会社 |
売上高 | 70億3百万円(2025年3月期) |
所在地 (本社・工場) |
〒960-0251 福島県福島市大笹生字宮ノ下1-1 |
統合報告書 |
1979年12月 | 白河デンセイとして設立 |
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1982年 4月 | ドアクローザの生産開始 |
1989年4月 | 電動ドライバのUL 規格取得 |
2000年 4月 | 日東工器のグループ会社となり、白河日東工器に社名変更 |
1953年 2月 | ハッピー精密工業として創業 |
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1959年 2月 | 家庭用ミシン加工のJIS表示工場となる |
1969年 2月 | 空気圧工具およびタッパー兼用ボール盤の生産開始 |
1972年12月 | 油圧機械工具の生産開始 |
1977年 1月 | 日東工器のグループ会社となる |
1982年 2月 | 電動工具の生産開始 |
1984年 1月 | 環状刃物の生産開始 |
1985年 9月 | メドテックに社名変更 |
2024年 3月 | メドテックと白河日東工器が合併し、東北日東工器に社名変更 |
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2025年 6月 | 福島市大笹生に工場を竣工 |
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1989年4月に米国における製品の安全規格のUL 規格を電動ドライバで取得しました。
2005年6月、社団法人日本プラントメンテナンス協会からC-TPM(コンパクトトータルプロダクティブ メンテナンス)活動の成果が評価されました。
1999年10月、JACO(株式会社 日本環境認証機構)から電動工具部門が製品の製造で品質マネジメントシステムに関する国際規格「ISO9001」を取得、2000年2月に建築機器部門、2017年9月には機械工具部門が同規格「ISO9001」を取得しました。
2011年2月、環境マネジメントシステムに関する国際規格「ISO14001」の認証を取得し、2013年8月、認証機関をQAIC(QA インターナショナル サーティフィケーション)からJACO(株式会社 日本環境認証機構)に変更しました。
1997年12月、JQA(財団法人日本品質保証機構)から省力化機械工具の製造で品質マネジメントシステムに関する国際規格「ISO9001」を取得しました。
2009年4月、社団法人日本プラントメンテナンス協会からTPM(トータルプロダクティブメンテナンス)活動の成果が評価されました。
2010年3月、JQAから環境マネジメントシステムに関する国際規格「ISO14001」の認証を取得しました。
日東工器グループの経営方針は、「社会への貢献、従業員の幸福、会社の発展」です。
これはまず、「省力・省人化」をテーマに時代のニーズに応える独創的な製品を開発、製造、販売し、広く社会に貢献することを目指します。
次に、経営活動を通じて、従業員とその家族が幸福になることを目指します。
そして最後に、社会への貢献と従業員の幸福を実現することで、企業の発展を目指します。
この実践をすることは、すなわち社会のサステナビリティの実現と、当社の持続的な成長との両立を目指すことと同義であると考えています。
2025年6月1日
東北日東工器株式会社
常務取締役工場長 桑原 徹也