日東工器株式会社

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2005年03月03日

グリーン調達対応製品に切り替え  日東工器が4月から順次

日東工器(社長 宮崎孟彦)は環境配慮経営の一環として、全製品について本年(05年)4月から順次、グリーン調達対応製品に切り替えます。具体的には、主力製品の一つ、迅速流体継手「カプラ」(商品名)をはじめ各種製品のめっき加工を六価クロムフリーのニッケルめっきなどに変更、また機械工具製品類の部材であるプリント配線基板やコイル部品には鉛フリーはんだを採用するなど、エコプロダクツ(環境対応製品)への変更 を全面的に実施。ユーザーの環境負荷低減に協力する方針です。

 

日東工器グループは環境保全活動を推進するため、国際規格「ISO14001」の認証を01年11月に子会社の栃木 日東工器が、さらに04年5月には日東工器本社・研究所がそれぞれ取得。「カプラ」や空圧・油圧・電動の機械工具、リニア駆動ポンプとその応用製品、建築 機器・ドアクローザの各製品群で設計から販売・サービスの全業務で環境に配慮した活動を展開しています。

省エネルギー・省資源化はもちろん、廃棄・リサイクルへの配慮とともに、化学物質の削減・低減のためのグリーン調達も実施。さらに欧州の「WEEE」や来年7月から発効する「RoHS指令」は、電気・電子機器の廃棄物と、特定有害物質の使用規制ですが、日東工器では幅広い産業分野で使用される製品が多いため環境負荷低減製品が不可欠と判断し、それに対応した製品化も進めてきました。

 

その対応策の1つが「カプラ」本体、スリーブなどのめっき。従来、「カプラ」の一部製品には有色亜鉛クロメートめっきを使用、その製品は黄色(干渉色は虹=にじ=色)の外観でしたが、有害の六価クロムは全廃のため、標準品としてニッケルめっきに切り替えるので外観は、ステンレスに似た銀色になります。また、顧客の要請に応じて、六価クロムフリーの他のめっきも採用します。

六価クロムフリーのニッケルめっきなどは、カプラ製品のほか、当社のリニア駆動ポンプ製品のカバー、ブラケット、ねじ、またドアクローザ製品(商品名=オートヒンジ)のスプリング、ケース、金具、受け板、ハンガー、ねじ類にも採用。

さらに鋼材穴あけ機や電動ドライバ「デルボ」(商品名)、リニア製品などのプリント配線基板には鉛フリーはんだを使う、などの環境対応も行ないます。

環境負荷低減・グリーン調達対応製品への完全切り替えは、来年(06年)7月の「RoHS指令」施行時を目標としています。

以上