子育て支援
産前産後合わせて14週間取得可能(多胎児妊娠の場合は22週間)。
配偶者の出産立会い時に認められる特別休暇(有給)。
出産予定日の1週間前から出産日の後1カ月以内で4日間取得可能。
原則として、子どもが1歳に達するまで(最長2歳まで)取得可能
小学校就学始期まで、1年間に10日間、2人以上の場合は1年間に20日間を限度として取得可能(半日・時間単位での取得も可)。
子の出生後8週間以内に通算4週間まで。分割して2回取得可能。
小学校3年修了時まで、労働時間の短縮(6時間)や時差勤務の利用が可能。
育児による短時間勤務からフルタイム勤務へ移行した場合、延長保育費用について一部を補助。
妻の出産を機に、配偶者出産休暇を4日、育児休業を1日、有給休暇(週1日、4回)を取得しました。当時は総務人事部に所属していたので、率先して取るべきだと考えました。「仕事はいつでもできるけど、子どもが小さいときはその瞬間しかないのだから、子供のことを優先しなさい」と上司に言われ、同僚に仕事のサポートをしてもらいました。職場の理解があり、素晴らしい仲間に恵まれたと感謝しています。
休み中はしっかりと子どもと向き合うことができました。おむつ替え、沐浴、着替えなど、授乳以外のことは全てやり、出産後の妻に負担をかけないように努めました。
初めての育児は大変なことも多いですが、子どもの顔を見れば全て報われます。現在子どもは1歳を過ぎましたが、残業をしても19時には帰宅するようにしています。新生児の時期は一瞬です。この時期は親になった自分自身にとって一生の思い出になると思います。
産後の女性は全治2カ月の交通事故と同等に身体が傷ついていると言われます。仕事は重要ですが、妻のサポートをすることも同じように重要ではないでしょうか。男性の育児休業はまだ取得率が低いのが現状です。同じ立場の後輩が悩んでいたら後押しをするようにしています。
産後パパ育休を利用してみて、間違いなく言えることは「取得して良かった!」ということです。
妻の出産後に4週間の産後パパ育休を取得しました。男性が育休を取得する最大のメリットは、夫婦間での安心や心の余裕が生まれることだと感じました。別途取得可能な育児休業も、今後タイミングをみて利用したいと考えています。
妻からは、「育休期間があったから安心して子供を任せて外出できた」と言ってもらえました。育休のおかげで我が子に全力で向き合うことができ、父親になったことを強く実感しました。この時間があったからこそ、復帰後も親としての責任をもって仕事し、夫婦で協力して育児に取り組める自分へと成長できたと思います。
また、開発職として進行中の業務を多く抱えていたなかでも育休に快く送り出してくれた上司をはじめ、協力してくれた同僚・関係部門の方々には大変感謝しています。
開発部門では在宅勤務も可能な勤務体制が定着しており、職場復帰後も家族との時間を多くもつことができ、有意義な時間を過ごせています。
今後、配偶者が出産を迎える社員には積極的に制度を利用してほしいですし、育休を取得できる職場づくりに私も協力していきたいと思っています。
育児休業を12日間取得しました。営業部門の男性社員で育休制度を利用する前例はあまりないため不安な点もありましたが、社内の方から温かいサポートと理解の言葉がたくさん寄せられ、協力的な雰囲気が制度利用の後押しになりました。また、取引先の方々からの理解もあり、社会全体が育児に対して前向きになってきていると感じています。
制度を利用することで、家族との絆をより深めることができました。妻からは非常に感謝され、子どもの大切な成長期に一緒に過ごす時間は何物にも代え難いものとなりました。仕事復帰後もその経験が私のモチベーションとなり、仕事に良い影響を与えています。配偶者の出産を控える男性社員には、ためらわずに育児休業を取得することをお勧めします。
育児休業は仕事と家庭をバランスよく両立させる力を培う貴重なチャンスです。この経験は自身の成長にも繋がります。周囲のサポートを受けながら、自信を持って育児休業を取得してみてください。
会社には、育児休業をより取得しやすくなるような、例えば、特定の人しかできない仕事を減らすなど、仕組み作りを進めてくれることを期待しています。会社と共に成長し、持続可能な働き方を実現できるよう、私も継続して努力していきたいと思っています。
1人目を出産、その後復職し、5年後に2人目を出産、合計約3年間の産前産後・育児休業を取得しました。2人目の時には育児短時間勤務も活用し、育児と仕事の両立を図ることができました。
各制度を活用することで、当社は多くの方が出産後も仕事を続けています。中でも育児短時間勤務は、小学3年生の終わりまで利用することができます。子どもが小さい時も大変ですが、「小1の壁」という言葉があるように、小学校入学後もさまざまな問題が発生します。制度があったおかげで、乗り切れた部分もあります。子どもが小さいうちは、急な発熱等がつきものです。早退やお休みをしなければならないこともありましたが、周囲の理解と協力のおかげで仕事を続けることができました。
育児と仕事の両立は苦労も多いですが、今は子どもが成長し、自分のことは自分でできるようになり、生活の比重も仕事にシフトすることができるようになりました。ほっとした半面、少し寂しい部分も感じます。過ぎてしまえば本当にあっという間です。一人で抱え込まず、大変なときは周りに相談できる環境がより整っていくと良いと思います。