2006年05月29日
日東工器(社長 鈴川準二)は、熱媒体油用カプラ「※HCFカプラシリーズ」を6月初旬から発売いたします。
自動車、機械、電子機器などの精密金属部品を成形するダイカストマシンの一部では金型温調用に高温の合成系熱媒体油が使用されており、「HCFカプラシリーズ」はそのニーズに対応するために開発した耐熱280℃、エアレスバルブ構造のカプラです。主に、ダイカストの金型、温度調節機周辺の熱媒体油配管に適しているとともに、製鉄、食品、化学薬品関係などの熱媒体油配管にも需要が見込まれます。
同カプラは配管の取り付け形状に合わせて、めねじ取り付け用、おねじ取り付け用を、サイズは管用テーパねじ1/2、3/4インチを揃えています。標準価格は1セット35,150~36,010円、今期合わせて1,000セットの販売を見込んでいます。
本製品の特徴は
※ HCF : Hydrogen Carbide Fluid (炭化水素系流体)
本体材質 | 鋼鉄(表面処理:複合めっき) |
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シール材質 | ふっ素樹脂 |
サイズ | 1/2"、3/4" |
最高使用圧力 ※1 | 1.5 MPa |
耐圧力 ※2 | 2.0 MPa |
使用温度範囲 ※3 | +10~+280℃ |
適用流体 | 合成系熱媒体油用 |
※1 連続して使用可能な許容最高圧力。
※2 性能に支障をきたさない圧力の限界。連続使用はできません。
※3 使用可能な温度範囲は使用条件により異なります。
以上