新製品情報 2003年

各位

2003年12月05日

軽い操作で接続、流量は20%アップ 空気配管用「パージハイカプラ PVR型」

日東工器(社長 高田素行)は迅速流体継手「カプラ」(商品名)の空気配管用新製品として「パージハイカプラ  PVR型」を開発、12月から全国で本格発売しました。この「パージハイカプラ」はソケットとプラグとの接続・分離時に、バルブの働きで配管内の空気圧力の影響をなくす構造を採用、無圧状態で着脱操作が可能となります。このためソケット・プラグの接続・分離は軽い力でスムースにでき、とくに管路容積が多い場合に起こり勝ちだった空気圧力による衝撃や、その反動、不快音の発生がなく、さらに空気流量が従来品よりも約20%ふやせるのが特徴です。

 

img031205.jpg 本製品は元配管側の取り付け形状に合わせて(1)めねじ取り付け用(2)おねじ取り付け用(3)ホース取り付け用の3タイプがあり、それぞれに配管太さに応じて適用サイズも3種ずつあるので合計9機種のシリーズになっています。また、「ハイカプラ」(商品名)400・600・800型シリーズと互換性をもち、全機種とも接続可能です。「パージハイカプラ」の標準価格はサイズによって1個3,820円~4,900円。年間販売個数はシリーズ合わせて2万個を見込んでいます。日東工器の「カプラ」はユーザーニーズに応じすでに3千シリーズ・2万5千種類以上もの製品群を誇っていますが、今回の「パージハイカプラ」は最も売れ筋製品となっている「ハイカプラ」シリーズの品揃え拡充の一環として開発したもの。 ワンタッチ着脱を最大の特徴とする「カプラ」ですが、空気用にあっては配管内の内圧・残圧の影響はいかんともしがたく、特に管路容積が多い大口径配管の場合は接続作業に力を必要としたり、分離時には圧力による衝撃・反動・不快音の発生が起きたりする現象は避けられませんでした。新製品の「パージハイカプラ」は、ソケット内部のバルブ開閉操作と、プラグの接続・分離操作を別々に行なう完全独立方式としています。接続時にはソケット内のバルブを相手プラグで直接開けないため、接続は力を入れることなく簡単にでき、継いだ後にソケット操作リングを回しバルブをオープンにして空気を流す仕組み。分離時にはソケット操作リングでバルブを閉じ空気の流れをとめると同時にプラグ側の残圧をパージ(解放)するため、衝撃や不快音の発生がなく、スムースな分離ができる、「パージハイカプラ」の機種サイズ3種は1/2、3/4、1インチと空気配管の中でも大口径のタイプ。このため「配管が大口径で流量が多いほどソケットのプラグ着脱に苦労する」というエア工具使用現場の悩みを解決。また安全面では接続時のバルブ操作でスリーブがロックされるためプラグの不意の分離や、ソケット単体でのバルブ開放操作ができない構造も採用しています。

 

「パージハイカプラ PVR型」の仕様

本体材質 亜鉛合金ダイカスト、真鍮、他
シール材質 ニトリルゴム、水素化ニトリルゴム
最高使用圧力 ※1 1.5MPa
耐圧力 ※2 2.0MPa
使用温度範囲 ー5℃~+60℃
適用流体 空気

※1 連続して使用可能な許容最高圧力
※2 性能に支障をきたさない圧力の限界値。連続使用はできません。

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